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2011年11月10日
突飛な発想の価値。
建築物は、その時代の建築に関するものだけではなく、その時代の文明を表象し、それが当時の文化を表象するに足るものとなるには、歴史に洗われ晒されてなお存在し得るという要件をかなえなくてはならない。
と、石原東京都知事は、小説家としての視点で、突飛なものについて論評しています。
教育もまた、百人居れば百の教育論が有り、その評価は長い歴史に委ねられる事が多い。
身の丈に合った教育活動を推進している過渡期の淡路市の教育についての私見です。
私達の世代が小中学校へ通っていた頃、学校で先生に平手打ちをくらっても、家に帰って親には言わなかった。昼休みの御飯の時間、お弁当を持ってこられなかった者は、グラウンドの隅で、水道の水を飲んでお腹を膨らませた。そんな子供達から、チャンピオンが多く生まれました。
そして多くの子供達は、本当の意味で弱者の味方だった。小学生の頃、同級生の子供がミスをした事で私が咎められた事が有ります。黙って耐えました。そういう世界が子供達のそれなりの世界を醸成させたものでした。
現在は、意味不明の訴訟世界。民事は何でも訴えられる。現場の常識とは違った判決が下ることも有ります。教育現場は大変です。
淡路市を冷静に見つめ直すのに参考になる事が有ります。
人口等主要指標県下市町ベスト5に、淡路市は3つ入っています。年少人口、老年人口、そして第一次産業就業人口割合です。
まさに、過疎、少子、高齢化の田舎の見本市という事です。
そのために、淡路市は、未来のために、3つの目標を掲げています。
1身の丈に合った地域運営を確保するため、雇用の創出として企業誘致に努め、2地域経済の活性化を目指し、交流人口の増嵩のために、観光の推進を図っています。
3そして、何よりも後継者育成と、地域の未来の為のそれなりの教育の推進です。
そして、来年度の事業として検討等しているものは、
1淡路市立教育センターの設置 24.4.1資質向上を目指します。
2運動場に天然芝 モデル校で実施し拡充を模索します。
3IPAD/PC の研究開発チーム結成。将来は、核となる学校の充実に繋げる。
4電子黒板の導入 多様な活用により、核となる学校の充実に繋げる。
5インターネット国際会議システムの研究等等です。
そして、謙虚に淡路市の現実を認識し、未来に繋がるものは後継者育成との覚悟の上で、これまで淡路市は、特色の有る教育を目指し、手探りで模索しながら市なりの推進をして、質の向上を図ってきました。
その主なものは、
1あさひプロジェクト 教職員が自主的に行う教育研究活動等への支援。
2教育懇話会 情報の共有と相互連携を目指しています。(幼、20保、19小、5中、2高、専門学校、看護大学、景観園芸学校、単位制高校(計画中))
3理数教育の充実 三津基金1億円の活用。
4言語能力の充実 何処の団体よりも国際交流に取り組む姿勢は負けていません。
5淡路市子供議会 島内で初めて実施し多くの父兄の共感を呼びました。
これらの延長線上に有るものは、「いつか きっと 帰りたくなる 街創り」です。
単なる夢の又夢で終わらせてはなりません。
(主な出来事)
・精密検査。
・市民の葬儀。
・各種協議。等等。
(一言)
風邪気味なので、「風邪は、頭のいい人がひくんだよね?」と言うと、「過労だよ」と言われました。「じゃあ、陛下と同じだね」と言うと、「歳と環境が違う」と言われました。
成程。