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2011年12月09日
故郷の雨(一)
の副題は、「淡路島雑感」
7年前、元県民局長舌禍事件と報じられたその中の一文に、「正義について」副題が、阪神淡路大震災始末記異聞が有りました。
家族に。
―阪神淡路大震災始末記異聞(二)-
・お墓。
門家には、これからお参りしていかなければならない墓地が三つ有る。妻の実家の唐津、門家の先祖と父の遠田、そして母が眠る志筑・八幡寺。16年前の大震災で、遠田のお墓も被害を受けました。修理等をしなければならなかったのですが、個人の墓地ということもあり、10年を経過して整理をしました。その際、今後の墓参りの事を考慮して、全く遠田に縁の無かった母のお墓を、家の近くの八幡寺にしました。
そうした事で、年の離れた姉も、徒歩で毎日、お墓参りをしています。
・家。
門家には、これから維持していかなければならない家が三つ有る。妻の実家の唐津、家族が住んでいる神戸、そして終の宿、志筑の自宅。
志筑の家は、修理と掃除で住んでみようとしましたが、震災の影響が酷く、身の危険もあり、7年前に建て直しました。
家族の生活の拠点、神戸の家は、周りの家の建て替え等が全て終わってから、2年ほど前に建て替えました。ダメージは、地域一帯同じでしたが、家族は何故、自宅を建て変えないか感じていました。「公務員の家だから」
水周りの不具合が酷くなった時、上の娘が、「お父さん、周りの家も皆、建て替え等したし、お婆ちゃん、お母さんの体も今の家では無理。もういいんじゃない」とぽつりと言いました。
震災の復旧、復興の目途が立つまで辛抱する。公務員としての一つの覚悟と思っていました。
最近、何でもかんでも、「行政は何をしているんだ?」「行政がすると遅い」などと、十羽一絡げに片づけてしまう風潮が有ります。
自分の事は棚に上げて、人を攻撃する異常な倫理観はどうして醸成されたのか?約束は平気で破り謝らない。非礼な事をしても気づかない振りをする。大方は外見だけを気にする人間に多く見られる傾向です。
あの震災に遭遇し生き残った者の一人として、正論を後世に伝えなければならない。そして、真実とはどういう事なのかを教えなければならない。
・上下水道部 忘年会。有意義な意見交換会でした。有難う!