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2012年01月18日
あわじ環境未来島特区
総合特別区域指定書及び環境未来都市選定証の授与式に参加しました。
地域活性化施策の起爆剤として、期待出来ます。
総理大臣官邸で挙行されました。
淡路環境未来島構想とは、三つの持続、エネルギー、暮らし、農と食が、淡路島の中、環境で完結する世界をイメージしています。
所謂、「共和国」の創生です。
推進協議会、セミナー、記念事業などのソフト事業を開催しながら、安全、安心で住んで良かったと実感出来る環境を作りあげるための各種事業を展開します。
この構想の根源、背景には、「明石海峡大橋の無料化運動」が有ります。
明石海峡大橋は、国道、兵庫県内を行き来する生活道路です。架橋により便利さを手に入れた島民は、海上交通の廃止により、船員などの雇用の消滅、駅での生活の場の壊滅等により、島であるが故に得ていた生活の基盤を失いました。
そして車でしか渡れない吊り橋を提供され、前よりも課題が多い状況になっています。
その要因が、地図等に表記される、国道28号線の「四国街道」。噂される、政治家の四国への道路として、淡路島は利用され続けるのか?
であるとしたら、島は、共和国を宣言し、自立しなければならない。
過疎、少子、高齢化の果てに、そして誰もいなくなった環境だけが良い島にしてはならない。
三つの持続で実現する、生命を繋げる、「持続可能な環境の淡路島」、未来構想の展開です。
淡路市では、既に、
1エネルギー関係では、太陽光発電、風力発電、電機自動車の運行、潮流発電の研究、竹チップによる燃料化等の展開をしています。
2暮らし関係では、限界集落の対策、学校教育等の育成、新たな学校の誘致、そして雇用を重視した企業誘致の展開を継続しています。
3農業、畜産、漁業関係では、これまで続けてきた、第一次産業の更なる推進施策を展開します。
総理官邸の中で展示されているポスターの前で。