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2012年01月25日
教育委員会制度
首長とは独立した執行機関。
時の政治状況に左右されない形で教育を行うという目的のためとされています。
委員は、非常勤の特別職地方公務員。議会の同意を得て、首長から任命され、任期は4年。保護者代表を入れることが義務化されています。
予算人事とも、委員会と首長との意思疎通なくして教育行政の執行は難しい。
淡路市の子供たちをどうするのか、どうしなければならないのか、議論の不可欠な所以です。
教育懇話会もその一つの試行です。
淡路市の平成24年度を迎えるに当たって、考察しました。
1財政状況。
(1) 実質公債費比率(借金返済額割合H18~)
24.2→24.3→23.5→23.2→22.5%(H22)
(19%超え地方債許可団体。25%早期健全団体。35%財政再生団体)
(2) 将来負担比率(長期の負債額割合H19~)
371→319.8→286.5→238.4%(H22)
(350%超え早期健全化団体。)
*淡路市の財政は、破綻はしていないが、事業を執行するのに、国、県の許可が要る団体。
実質公債費比率を、19%以下にしなければならないが、算式の分子を18億円減額(償還ベースで180億円)しなければならないので不可能。将来負担比率は150億円程の余裕が有る。
2職員状況。
平成17年710人→平成23年538人 172人減。(実績)
(職員費 44億円 → 29億円 15億円減。
平成27年453人(目標) 85人減。(今後)
3地方債残高。
平成18年度末→ 平成22年度末
一般会計 635億円→ 509億円
(内震災) (177) (138)
特別会計 372 358
合計 1007 867
4基金残高。
一般会計 37億円→ 46億円
特別会計 5 5
合計 42 51
5地方交付税。
普通交付税 98億円→ 111億円
特別交付税 16 16 23年度要望 18億円
合計 114 127
6産業生産高。
1088億円(農業63億円5.8%)(水産業92億円8.5) (商工業・観光933億円85.7%)
以上のような状況の中で、24年度は、国政の動き、災害の整理などの様子を見ながらの執行になります。
執行権の侵害など、将来に禍根を残す言動が見られますが、粛々とした、推進が重要です。