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2012年04月24日

淡路JC

社団法人淡路青年会議所の事。淡路島をリードする団体の一つです。

上村理事長との意見交換の一部を紹介します。
1淡路1市について。(JCは1991年平成3年から事業を展開してきた)
 淡路島が一つになり、小さな政府を目指すべき。スムーズで質の高い行政サービスの提供は、ドイツの縮合政策に学ぶべくもなく、出生率低下、労働人口の移動等による人口減少により阻害されている。
 これを打破し、身の丈に合い、持続可能な地域経営をするためには、例えば、「淡路島を世界遺産に」といった、夢とワクワク感を創出させ、50年ほど前、10年間で34億ドルの投資により世界一の観光地となったハワイに学び、更なる飛躍を目指すべき。
 そのためには、淡路島共和国発言を発展させ、淡路島市を目指さなければならない。

2淡路島環境未来島特区の意味。
 特区構想の引き鉄は、「明石海峡大橋の無料化」。「国道28号、無料であるべき生活道路の橋。島民から海上国道のフェリーボートを奪い、船員等の雇用、船着き場周辺の生活の拠点を壊滅させ、そこしか通れない橋で高い通行料を取るなんて悪代官のやる事。そんな事なら、淡路島は共和国を目指すべき。」ととある所で発言していたのを、ある人が聞いていてやりましょうと言う事になった。その時、お願いしたのも、三市でやらなければ意味が無いということでした。

3淡路島の三つのビジョン。
 淡路島を冷静にゾーニングすると、人家連担する洲本市は暮らしの持続、肥沃な平野部を持つ南あわじ市は農と食の持続、そして広大な未利用地などを擁する淡路市はエネルギーの持続といった、バランスのイメージ。
 島全体のバランスを見ながら、絶えず二眼レフ的な視点と思考を展開すべき。例えば、警察署の位置。淡路市だけで考えれば、淡路署は都市機能集積ゾーンの津名に置くべきなのだが、島の外から見れば、北、真ん中、南の守りと言う事になり完結する。
 効率性からいえば、島が繋がっているのは神戸市垂水、淡路島区でもいいといった柔軟な街づくりを目指す。点と点(核)を線で結び面的展開を図る。

4淡路市のメガソーラ事業の展開。
 表面的な収入としては、固定資産税、借地料が入る。30~40メガ規模で、約5千万円。維持管理等の雇用も生まれる。観光の施設としても活用する。
 何よりも、環境に配意し、太陽光、風力、潮流発電、LED化、バイオ燃料、そして電気自動車等を活用し、CO2の削減に繋がる。
 先進地のデンマークのボーンヘルム島へも職員を派遣し、これからの展開を模索している。
5社団法人淡路青年会議所に期待すること。
 JCは松明を掲げ続けなければならない。
 10年前、当時のメンバーが、県民局長を勤めていた私の所に来ました。
 「淡路1市の活動を、1市10町の首長に説明したい。ついては、門前払いだけは避けたいので、最低限、聞くだけの状況を確保してほしい」という事でした。
 すぐ各市町に連絡したのですが、暫くして、その行動を中止する旨の連絡が入りました。松明を下したのです。そして又、松明に火が灯された。
 閉塞感を批判するより、兎に角、青年は前へ進まなければならない。
 三市体制は国策、淡路島一市は、島民の手で成し遂げなければならない。

6今後の淡路島の事業展開で配意すること。
 ・一定の人口の確保を図らなければ、身の丈に合った地域経営は難しい。
 ・質を高める施策、学校特区により新たな形の後継者対策を目指す。
 ・第一次産業はそれなりに確保出来る。観光産業の更なる発展を模索する。
 ・現場の地域力が頼り。

7市民からの情報収集について。
 ・プレスへの情報提供、そしてフィードバックの構築に配意している。
 ・5地域全ての会に当番制をしいている。
 ・新たな場の構築。市政懇話会。市長と語る会。消防団OB会。帰島者の会等。
 ・個人的には、淡路市を語る会。ブログ、ツイッタ―、フェイスブック等。

(今日一日)
・辞令交付。

・足立前神河町長さんの来庁。

・広域消防の決済。

・㈱北淡取締役会。

・淡路市議会議員OB会。
勘違いをしている人がいるとの指摘が有りました。
 それらを、整理するのも行政の勤めです。

・有志市民との意見交換会。
  大阪の方も参加して会話は弾みました。