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2012年05月27日

現場主義

国連難民高等弁務官の緒方貞子さん(1990年代当時)の、難民支援行動の姿を、外国メデイアは、尊敬をこめて、小さな巨人と呼んだそうです。
緒方さんの強調したのが、「現場主義」。
情報媒体、技術革新等で分かった気になる現代は危うい。市町村行政は現場。市民の為の企画立案を目指す組織が求められています。

そして、現場には、高い見識と、豊富な経験による言動が求められています。
幼い精神状態による悪質な言動が氾濫する今こそ、惻隠の情を持つ、高齢世代の活躍の路があるはずです。

(今日一日)
・婦人会総会。市役所会議室で開催されました。

・市民の葬儀。

・特養ほほえみ春祭り。
  久留麻の地域密着型特養の。「ほほえみ祭り」大勢の人で賑わいました。

・古事記編纂1300年記念事業・パソナ・ジェノバ文化講演会。アソンブレホールで開催されました。

・㈱淡路観光開発公社株主総会。

・にくてん屋アザリア・レセプション。

・古事記編纂1300年記念事業・万葉集歌碑の除幕式。海若の宿。

説明とは?
「ある事柄が、よく分かるように述べる事」と辞書に有ります。
この説明、間違いではないが、十分ではない。「自分がよく分かって説明していても、相手が理解出来ないのでは説明になっていない。」
「何を、詭弁を言っているのですか」と言われそうですが、自分が理解出来ない事を、詭弁という意味有りそうな一言で片づけてしまうのは、愚の骨頂です。
地上アナログテレビ放送は、2011年7月24日に放送を終了しました。今は地上デジタル放送になっていますが、何故そうしなければならなかったのか、今でもよく分からないという人が少なく有りません。何となく分かっているが、人に説明することが出来ないという事です。僕の家の一台のテレビは、切り替えしないと映らなくなると言われながら、たまたまGO光に加入していたので、まだ見る事が出来ます。
 本題に戻ります。
 公益認定等委員会事務局が出した、新公益法人制度の概要、民による公益の増進を目指して、を読みましたが、偉い説明で、賢い人にしか分からないと思いましたので、僕なりに理解した事を報告します。

1 従来の公益法人制度は、明治29年民法制定とともに始まり、以来約1世紀にわたり、民間の非営利部門で役割を果たしてきた。
2 主務官庁の裁量権に基づく許可の不明瞭性、法人設立、運営の要件等のばらつきが有り解決しなければならない。
「制度等が古くなり、問題点を解決するために、新制度へ移行する」

3 従来の公益法人は、H25年11.30迄に手続きをしないと、解散し、以下の財団に移行しなければならない事となった。
(1)公益社団・財団法人。認定基準は、公益目的事業比率(費用)が50%以上等。
(2)一般社団・財団法人。許可基準は、公益目的支出計画の提出等。

4 この説明でも難しいかわかりませんが、以上の法改正等を経て、淡路市においても、財団法人淡路市ふるさと交流協会(パルシェ)の運営等を見直しています。

5 観光事業、雇用、経済効果等、いずれの方面からも、経営の継続は必至。
  経営内容が、収益営業部分が概ね90%という状況から、株式会社化を検討しています。

*同種の団体等も、横並びで見直しています。