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2012年09月11日

敬老会祝辞外聞。

(本町葉書便)
敬老の日。
喉が渇いている人には水を
心が渇いている人には会話を
有難うの言葉は 意外に 人の心を癒す。
私 81歳。(直筆でした。)

(今日一日)
・部長級会議。

・市議会。
原子力発電について。
我が国の存立と主権の根幹的基盤は、一つは領土問題、そしてエネルギー対策です。
政府の国家戦略室による将来の電源構成の検討では、火力、再生可能性エネルギー、原子力発電が、同列のオプションとして扱われています。
火力発電は、海外輸入に依存しており他国の資源戦略に強く左右される。
太陽光、風力発電などの再生可能エネルギーは、自国産のエネルギーと言えるが、供給が不安定。
原子力発電はある程度のウランを確保すれば他国に依存することなく、供給を保証できる準国産のエネルギーと、山名京大教授が位置付けています。

そうした基本的な理解を基に、本市の防災計画では、「原子力等事故災害予防対策の推進」として、マニュアルを作成し取り組んでいます。
ただ、大規模な原子力災害が発生すると、広域にわたり国、県、そして現場の市が適切に連携して速やかに対応しなければなりません。
今後共、国、県等の指導、助言等を受けながら対処方法を整理し、原子力発電の在り方を見極めなければなりません。

原子力発電ゼロ宣言ですが、より安全なエネルギー施設の見地からすると、施設の安全性、そして残余物の処理問題と原発の課題は少なく有りません。可及的速やかに対応する必要が有ると認識しています。いずれにしても述べましたように、多岐にわたる問題を熟慮し、総合的な見地により判断しなければなりません。
まず、国家において、今回の原発事故を徹底的に検証し、改めるべき点を明確にし、より安全性を限りなく高める事が求められる喫緊の課題と認識しています。
過日、「脱原発を目指す首長会議」が発足しました。4月28日の設立総会では、全国1,727団体中31人(1.8%)、兵庫県では、酒井篠山市長、中川宝塚市長、広瀬養父市長、嶋田福崎町長の4人(÷41=9.8%)だけでした。

こうした広域的な事についてはその視点から判断すべきものと認識しています。
淡路島では、有志議員三市の八割を超える議員連盟も立ち上がっています。
そうした方々のご意見も参考にしながら、三市長会の今後の課題とします。

・ソロプチミストとの面談。
  新役員の北平さん、河合さん、正司さんが挨拶に来ていただきました。

・洲本市民との面談。
農業施策について意見交換をしました。

・淡路市民との意見交換。