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2012年09月21日

小さな理性

領土問題は戦争です。
多くの偉い先生方が色々な分析、指摘をされていますが、竹島問題、際限なく不毛な論議がされているように思えてならない。
日本に長い歴史、文化が有るように、韓国にもそれは有ります。
そして、長い歴史の中で、中国(ツングース系諸民族、歴代王朝)、日本(朝鮮出兵、征韓論)から攻められ続けた結果、生き残るためにバランス重視の無座標軸外交を続けてきた。バランス外交を超えた外交政策が韓国に求められている。(宮家立命客員教授)

日本もまた、大正100年にあたる今年、単なる穏便主義を排し、竹島の適正化を図る時でしょう。
下手な文章ほど長くなると言われています。ここらで止めときます。

(今日一日)

・人・農地プランの作成。
・談合情報の後始末。
・洲本市民、淡路市民の葬儀。
・竹内洲本市長と定住自立圏構想の協議。
・北淡地域審議会の答申。詳細は別途報告。
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松田会長、河野副会長。
社協の運営などについても意見交換をしました。

・㈱夢舞台・取締役会・株主総会。

第2回淡路市行政改革等審議会 市長挨拶(要旨)

日 時 : 平成24年9月10日(月) 午後2時
場 所 : 防災あんしんセンター 多目的ホール

 皆さんこんにちは。市長の門です。よろしくお願い申し上げます。今日はまだ残暑厳しい中、お集まり下さいましてありがとうございます。
 昨日、敬老会が行われました。合併して8年目でありますから、8回目でありますけれども、有体にいいましたら、8年経ってやっと淡路市の敬老会ができたというように思っています。どういうことかと言いましたら、淡路市は5町が合併をしました。5町それぞれの歴史があります、文化があります。これまでの経過もあります。そういう中で、午前午後に分かれたり、いろいろなやり方で模索をしてきたわけです。  あるいは、もう1回各地域でやってくれないか、と言ったようないろいろな意見がありました。そういうふうな、いろいろな意見を一つずつ片づけていって、そしてやっと旧の5町が「一堂に会して同じ敬老会ができた」と、そういうことであります。一挙にやれば良いという意見もあるのですが、淡路市の場合は、ソフトランディグ、「ゆっくりと状況を見ながらやって行こう」と、いう手法を取っておりますので、敬老会一つ取ってみてもそういうふうなことになっています。また従来であれば、批判する方から言わせれば、「敬老会の記念品がばら撒かれている」と、いったような批判もあったというようなことも聞いております。ただし、それをずっと続けておりましたから、記念品を止めるとなると、「何故だ」というようなこともあるわけです。賛成してくれる人もおりますが、そういう声は中々出てこない。というようなことを一つ一つクリアしていって先般の敬老会ができました。そういうふうな市が今の淡路市じゃないかなと思っています。

 先ほど会長の方からもお話がありました、事業仕分けにしてもそうです。項目に挙げるだけで文句が出ます。勘違いです。2年前に、「南あわじ市への人形浄瑠璃の補助金」を項目に挙げました。それは1市10町の時から、しがらみでこれまで続いてきたわけです。1市10町の時に、「付き合いをしてくれ」と、言うことで、それぞれの市町で旧の南淡町に補助を行っていたわけです。それが合併という経過の下に南あわじ市が引き継いできたわけです。悪い事じゃ無いです、文化的なことでありますので、誰も否定はしない。でも、洲本市と淡路市がなぜ中身も聞かない、何もしない、「前に出していたからというだけで、多額の市税を出すのか。」というのが議論になったわけです。案の定、仕分け人の方々の質問に、税金を出している淡路市の職員がうまく答弁ができなかった。それはそうです。南あわじ市から予算要求があって、それで議論をして出した予算じゃないですから、根拠が無いわけです。そういうことで、項目に挙げるだけで、仕分け事業の議論になったりします。

  今回でも、社会福祉協議会は初めは項目に挙がったことによって、拒否反応を示しました。私に、「何故これだけ熱心にボランティア等をやっているのに、項目に挙げるのか?」という意見がありました。「いや違いますよ。これは税金を出している職員の研修を先ず第1義的にやるのです。それで気がついたことがあれば、直したらいいよという事です。また逆に、もっと出せばいいという意見になるかもわからない。」というような事を、社協の役員さん達にも集まってもらって説明をして、そこからスタート、というようなこともしました。

 いずれにしましても、この行革におきましては、皆様方のいろいろな意見を集約して、事務方がそういう風なものをどう纏めるか、どう対応していくかという、大変重要な会議であります。どうか遠慮なく、いろんな意見を出してもらったらな、と思います。今淡路市が求めている物は何かと言いますと、ゼロベースです。5町ありましたから、単純に、「前のまま」ではどうしようも無い。必ず5つの案があります。纏まるはずが有りません。「それじゃ、多数決で行くか。」と、そんな単純な物では無い。多数決で行ってしまうと、数の勝負ですから、そういう物事を避けながら、今やっているというのが淡路市ですので、小さい意見、少数意見を取り上げて行けるのが、こういう会で、いろいろな方々がその識見の下で意見を言ってもらうというのが重要じゃないかなと思っています。

 最後に先ほど会長の方から、財政問題についての言及がございました。プレス発表はしましたが、中々きちんと伝わらない部分があります。何故かと言うと、プレスにはプレスの意見がありますから、去年より率が悪くなれば、「えらいこっちゃ。」と、書かなければなりません。我々は昨日、今日の事で財政問題をやっているわけじゃ無しに、平成28年から5年間で27億円減っていく、平成33年を見据えて、トータルとして財政を考えています。あの指標は、ある意味、国が後出しジャンケンで出してきたものなんです。将来負担比率なんか、合併してからです。350%以下にしないといけないと言ってきたのは。当然その段階で淡路市は371%です。流石に国は1年の猶予をくれましたけど、それを克服するためにいろいろな手立てをしました。10年間、5年間のスパンで財政運営をやっていますので、瞬間風速としては、先ほどの指摘のようなこともございますが、それをやらなければ淡路市の場合は最低限の住民行政サービスができない。仕方が無いのです。端的にいいますと、子どもたちがいる以上、学校の耐震補強はやらないといけない。何時来るかわからない地震ですが、それが来た時子どもたちに何かあったらどうするのか、最優先でやらなければならない。そういうものは、たとえ指数が上がろうともやらなければいけない。それをトータルで見て、最終的に平成33年、国が示している、将来負担比率350%以下、実質公債費比率18から19%以下にする、というそういう財政の運営をしております。こういうことも、中々皆様方のところには丁寧には伝わらないですが、我々には所謂、説明責任がありますから、これからもそういった事を説明していきたいと思っています。今日はいずれにしても、忌憚の無い意見交換をしていただいて、参考とさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申しあげます。本日は皆様どうもありがとうございました。