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2012年11月07日

12月補正ヒアリング。

行政は、年度の後半に今後の方向性を決める作業が集中します。
予算の作業もその一つです。

賢者に学ぶ。H24.11.2付。産経新聞オピニオン。
「官僚悪玉論の愚」適菜収 氏に学ぶ淡路市職員像。

官僚とは、広義的には行政を執行する任命職の公務員の総称。狭義的には国家公務員上級職を意味するのが一般的です。
公務員とは、国または地方公共団体等の公務に従事することを職務とする全ての職員の総称で、当然、市長、議員等も含まれます。

適菜氏流に言うならば、市役所職員(役人)の悪玉論は、百害有って一利も無い。
批判などする人は、市役所職員等をスケープゴートにすることで、自分自身の責務から逃れ、市民と共に戦っているというポーズを見せることで自分自身を正当化していると錯覚しているだけです。

注意しなければならないのは、市役所職員等悪玉論の背後には、淡路市解体のロジックが潜んでいることです。
公務員批判は昔から有り、ピラミッド型構造の組織を重視する市役所と、神の元に平等という神学をベースとする「民主主義」は本来極めて相性が悪い。そのために批判が繰り返されてきました。
市役所職員等の限定された権限も、不平不満の犯人探しの標的になり、個別の失策や不祥事と市役所(総称)そのものを意図的に混同するような形で、批判などが繰り返されてきました。

しかし、当たり前の話ですが、市役所組織無しに淡路市は成立しません。
民意や世論だけで市政運営は不可能で、長期的視点に立って、利害損得抜きに、職員は矜持を保ちながら市の職務をこなさなければなりません。
「他人の所為にする」悪玉論により漁夫の利を得ようとするのは、自分の利益のために利用しようとする輩、それに群がる付和雷同者、そして反社会的な自分だけのイデオロギーを持った人達です。

今必要なのは、他者のことを科学的根拠も無しに捏造して誹謗中傷するようなマイナス思考ではなく、淡路市のために、前向きに考え行動し努める、淡路市の一体化です。

(今日一日)
・予算編成作業、市長ヒアリング。別途報告。

・関西看護大学・大学院設置、記者発表。淡路市の夢が、また一つ膨らみました。

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開学時期:平成25年4月。
修業年限:2年。収容定員:14名。学位名:修士(看護学)・助産師国家試験受験資格を含む。

・戝・淡路人形協会の来庁。
 淡路人形座の事などについて、意見交換をしました。