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2012年11月12日

インフォームド・コンセント。

正しい情報を得た上での同意。

医療行為や臨床治験などに際し、起こりうる副作用までも含み、患者が納得するまで十分に説明を聞いたうえで、自由意志で同意すること。
その結果、治療を拒否することも、ICの概念に含まれる。

成る程、この概念は、行政にも当てはまる。
しかし、難しい。例えば善意で使った言葉や行為等が違う意味で取られることもあります。
言葉は、受け取る人によってずいぶんと違う結果にもなります。

行政も、市民との信頼を前提として成立します。
どちらかが嘘をつくと、成立しないどころかトラブルの元になります。約束を守ることも当然です。

善意の行為を、悪意と捏造された時、これまで多くの日本人は、静に耐えてきました。
しかし、最近のトラブルメイカーの多くも日本人、この国、どうなっているのか?

正義を軽んじて、悪意を見逃す。あってはならない社会。責任の所在を明確にしない、詭弁で誤魔化す答弁、常識では有罪でも、現行法制度上では無罪になるなどと疑われる国政を、子供達が見た時、果たして義務を果たせと、大人は言えるのか?
少なくとも、現場だけはそうであってはならない。

違法でないから何をやっても良いというような社会をつくってはならない。
法は、一定の基準を決めているだけで、正義を導かない時も有る。

(今日一日)
・市内視察。