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2012年12月12日

始動!

来年は、十二支の巳年。
植物に種子が出来始める時期の意味です。
淡路市合併して8年、準備の段階を経過して、いよいよ始動です。

(今日一日の主なもの)
・瓦組合との面談。

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恒例の招福の置きものが届きました。お正月から飾らせていただきます。


・淡路市議会・一般質問。
(今日の決意表明の概要)
10年前、総合事務所化した初代の県民局長であった私は、しづのおだまき館で、今は亡き柏木津名町長と二人で話しをしました。
「津名町長になり、津名郡をまとめて欲しい」との言葉に私は、固辞しました。今以上に各自治体の個別意識が強かった状況では、特定の町のそうした行動が得策ではないと思ったからです。
津名町最後の町長に就任した柏木町長の意見表明は、「私がまとめて後は、若い者に託する」でした。
そして、初代淡路市長選挙を控えたある日、淡路全島の友人達が、出雲庵に集まりました。
あれから、早、8年が経過しました。

  そして4年前の二期目の選挙後、
 平成21年4月27日の朝刊の見出しは、「行財政改革再び託す」でした。
 白紙委任を含めて、71.3%の支持率は貴重なものでしたが、対立候補から批判されたとされる事柄は、この事に尽きます。
 それは神戸新聞、西尾和高記者のコメントです。「二人の新人候補から、独断専行、市民目線に立った市政を、市民に冷たすぎると批判されたが、他陣営から「行政マンとしてプロ中のプロ」と評価される手腕が評価され大差の結果となった」と有りました。
 8年前にも主張したように、3期12年は、過渡期の行政手腕の方が優先されることを市民が認識されると確信しています。
 
淡路市を考える会を主体とするマニフェスト等ですが、
H17~20年。
1期目のスローガンは「明石海峡大橋の無料化」
    マニフェストは「ふるさと五弁花の集約」
    実績概要  1 5町の融和。
          2 赤字の回避。
          3 バランスに配意した整備。

H21~24年。
2期目。スローガン 「世界的観光立島・淡路市」
    マニフェスト「身の丈に合った市政運営」
    実績概要  1 企業誘致の展開。
          2 観光施策の推進。
          3 行財政改革の断行。

H25~28年の
3期目。スローガン 「淡路島を世界遺産に」
    マニフェスト「いつかきっと 帰りたくなる 街創り」
    目標    1後継者対策(教育の振興)
          2小さな政府、集約から散開へ。(施策の検証、見直し)
          3淡路島振興への貢献施策―明日に架ける橋。(淡路島1市)
さて、自力で地域経営を続行するために、旧5町は合併を選択しました。
合併に向けた指針としてのそのスケジュールの大前提は、平成17年から10年間で、淡路市の基礎的自治体としての確立を整備し、平成28年以降、持続可能な財政運営の確立を図るというものです。
上期5年の3大目標は、1五町の融和、2赤字の回避、3バランスの取れた事業の執行。
下期5年の3大目標は、1企業誘致、2観光施策の推進、3行財政改革。
そうした観点から、淡路市の合併に不可欠なものを整理しました。
1長期の計画を的確に推進し、将来の市政運営に責任を持たなければなりません。
2長い間に非常識が常識になっていた一部の既得権益を、打破しなければなりません。
3前例に捕らわれず、柔軟に判断し、ぶれずに実行する。
4これまでの経験、手法に拘らず、悪しきものは排除する。
5少子高齢、産業構造の変化等に対応する、身の丈に合った市政運営を目指す。
これらの認識の上に、淡路市長としては、権力を行使することへの責任を持ち、全責任を負う覚悟に徹する。
そのうえで、組織のパワーを最大限に発揮できる環境整備のための改革を断行する。
これらの事は、限られた時間の中でより効率的に実行しなければならないので、批判のための批判、机上の空論の評論家的視点ではなく、プロとしての手法と責任を実行出来る覚悟が無くてはなりません。
そして、後継者に求めるものは、市や組織へ貢献する情熱、強い実行力、そして冷静でぶれない視点です。また、計画に想定外の事が起きた場合、責任を持って修正し、市政運営の実績を示す事の実力も求められます。
後継者育成が急がれる所以です。
また、合併の質を高めるために、多様な意見、資質を持った顧問団の活用も必要です。
現在の人間は、過去の蓄積の上に存在しているわけですから、温故知新の諺の通り、単なる歴史を知るだけではなく、識らなければなりません。そして、現に生存している多くの先輩からも学ばなければなりません。
淡路島が遭遇している3市時代にあって、淡路市の存在が、この過渡期という困難に際して、島民、市民の公益を実現する先頭に立たなければならない。
それが、5町合併という未知との遭遇境界に、勇気を持って飛び込んだ先輩たちへの恩返しでもあります。
私心のエゴ、我欲を排し、本来の行政の手法で身の丈に合った淡路市創りを、粛々とすることが合併の意義そのものと確信します。
明日を信じて、兎に角、一歩前への気持ちを更に強くし、ぶれず、淡路市長三期目立候補の決意表明とさせていただきますので、議員有志の更なるご支援を心からお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

・衆議院選挙関係。