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2012年12月29日

カウントダウン3日。

職員の親睦ゴルフ大会の日、晴天で良かった。
僕は、出勤です。
午前中は、職員の姿がちらほらしていたそうですが、午後はさすがに、当直2名と僕だけです。

(今日一日の主な出来事)
・市民の葬儀。地域の行政に尽くした方でした。ご子息の挨拶も父親への愛が感じられました。
・市民の来訪。3件。
・平成会の忘年会。

・旧東浦地域の医療等について。
平成4年11月特別養護老人ホーム・カーネーションホーム開設。20年前。

平成11年7月医療法人社団淡路平成会東浦平成病院開設(200床)13年前。

平成12年3月カーネーションホーム協力病院の指定を受ける。
現在「東浦福祉の里」として地域医療、福祉に貢献してもらってます。
その基本方針は、地域のニーズに応える。そして地域社会に必要とされる医療を目指す。これは、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」のコンセプトに見合うものでも有ります。

5企業誘致について。
 地域経営を維持するためには、一定の人口が必要です。特に淡路市のように毎年自然減で300~400人程度減少し、しかも少子化が進行する田舎の市にあっては、雇用を創出する企業誘致が絶対条件です。

 島、橋、地形、交通条件、その他のストックが不足している環境にある淡路市の企業誘致は簡単ではありません。その為、淡路市企業立地奨励制度を創設し、また、市(民)の財産を有効に利用することにより誘致を推進し、既に19事業も成功させました。

 例えば、旧北淡東中学校跡地に誘致した企業の場合。3年ほど地元に利用等を打診しましたが提案が有りませんでした。施設を除却するのに2億円程度経費が掛かり、更地になった用地は売れても1億円程度。差引1億円の損。それであれば、無償提供して固定資産税を貰い、雇用を義務付けて施設の活用を図ってもらう道を議会に諮り選択しました。

 旧野島小学校は一部を無償譲渡、旧生田保育所は無償貸与、旧生田小学校と旧東浦高校は有償貸与、花博跡地は無償貸与、などと企業、内容等により丁寧に区別して対応しています。
 また、地元の意向を尊重して、例えば、一宮の旧給食センター跡地は、非常に有利な条件でしたが、反対があり誘致を断念しました。

 今後共、淡路市が生き延びるための施策として、京阪神に近いという優位性を利用しながら、多極分散型都市経営と田園都市としての機能を追求していきます。