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2012年12月31日
大晦日。
2012年平成24年12月31日、市長室からのご挨拶です。
皆様、今年も色々と有難うございました。
良いお年をお迎え下さい。
(4)工夫ある事業の執行。
現在の市庁舎は当初、仮設の位置づけでした。市長就任直後に、財政状況を勘案して、50億円の新庁舎建設は取り止め、現在の庁舎を利用することにしました。今では、他団体から視察が来るまで評価を得ています。
しかし、合併時、旧5町と県企業庁が交わした覚書は実行しなければなりませんでした。色々と交渉等した結果、当初の買収面積を22,000㎡から二分の一の11,000㎡に減歩し、891百万円の所要額を単価交渉して234百万円として、656百万円財政を助けました。
その敷地は、駐車場用地として確保しなければならないものでした。現在は、特例措置として下水道用地を使用させてもらっています。これも、約束を履行しなければ会計検査で指摘を受け大変な事になります。
いずれにしろ、約束は守らなければなりません。
その他、合併10年の節目に併せ、計画的に事業などを推進しています。特に、旧町時代に約束したことを実行整理するため進行管理を強化しています。
また、行財政改革は痛みを伴うものですが、後世の淡路市民に出来るだけ負担をかけないように心掛けているからです。
①事業仕分けは、職員の研修が第一目標です。
②淡路市の情報公開は、特に進んでいます。
③入札制度は、ほとんどの団体と同じです。
④防災対応は、一定の基準を確保しています。
⑤火葬場の建設等は、各種検討しながら、市民等の意見を聞いて整理しています。
いずれにしても、これからも「市民と共に」の姿勢を継続していきます。
市民等から質問等があった事について、一部では有りますが説明しました。
これらは、当局(執行部)で提案し、市議会で議決され執行されています。不特定多数が生存するためには民主主義の本旨から、色々な意見が有っても、最終的には多数決で決定し、課題を解決していくために努めなければなりません。
これは少数意見を蔑ろにすると言う事では有りません。市民全体の福祉の向上を目指す現行法制度上の最適な手法なのです。
今の淡路市のキャッチフレーズは、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」それには、三つの意味が有ります。
1 そこに育ち住んでいる人達が、安全で安心し快適に生活できる街。
2 故郷を離れ島外で頑張っている人達が、帰ってきたくなる街。
3 一度は訪れたくなり、そこに住んでみたくなる街。
8年の準備期間を経て、「草木の成長が極限に達し、次の生命が創られ始める時期」と言われている巳年に、新生淡路市は市民と共に、更に躍進します。
My fellow citizens ,ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country!