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2013年01月01日
謹賀新年。
「新年、明けましておめでとう」という言葉、新年と明けまして、が重なるのは言葉使いとしては正しくないと指摘する人が居ます。
しかし、挨拶の言葉の響きとしては、違和感が無い。
何が正しくて、何が悪いかは、人其々の心の中に有る。
今でも、世界の何処かで殺し合いが続いている。悲しい現実です。
韓国の初の女性大統領になる、朴クネ氏は日韓国交正常化を果たしたと言われている朴元大統領の娘、その人は、英、仏、スペイン、中国語は話すが日本語は話さないそうです。
一番近い距離にありながら、何故なのか?
吉田松陰、高杉晋作を尊敬していた朴元大統領は、日本の協力で韓国の発展の基礎を築いたとの評価が世界で有る一方、韓国の一部民意からは、「親日派と悪口を言われ続け」、凶弾に倒れた。
私達は、今こそ、内村鑑三の、「勇ましい高尚なる生涯」の思想に思いを馳せるべきではないでしょうか。金、事業、思想などは誰でも遺せるものではない。誰もが後世に遺せる遺物、「歓喜の世の中であるという考えを実行し、その生涯を世の中への贈り物とする」という考えは、人生の生き方を変えた数少ない思想の一つです。
高尚なる生涯には、異論が有りますが、それらを形成するものは、学校教育、社会教育、そして何よりも家庭教育でしょう。
いずれにしても、昨年、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授の評価は高いが、「日本人の奥ゆかしさ、誠実さ、そして爽やかさ」と報じられる人間性にも拠るところが大きい。
かつてノーベル文学賞を受賞した日本人が、国民を失望させたのとは違い、明るい気持ちを持たせてくれました。
多分、爽やかな家庭環境に出会えたのでしょう。
今からでも実行できる身の回りのことから、一歩前へ踏み出すことを、祈念した元旦でした。