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2013年07月14日

蝉時雨

と、耳鳴りの区別がつきにくくなったら、熱中症と同じです!

COMMANDER

指揮とは、全体の行動統一の為、命令し人を動かす事。当然、結果責任は重大である。
責任を取るのは、指揮官。

2011年(平成23年)3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって東京電力福島第一原発で、現場の所長として指揮を執った吉田昌郎さんの死去に際して多くのコメントが出ています。
総じて指揮官としての能力の高さを評価しています。
「一人の男の職責への使命感や矜持が窮地を救った事実を記憶に留めたい。独断は英断になるとは限らない。(略)しかし、当時の指揮系統の混乱判断を考えれば、現場の判断を貫いた吉田さんに救われたのは、官邸と東電幹部。」
現場の危険地帯から離れて居て、勝手な言動をする指揮者も存在します。それらに共通して言えるのは傲慢で無責任な者達。であるとしたら、謙虚で責任感の有る指揮官を目指さなければならない。

大震災直後、自衛隊や消防、警察など多くの献身的、英雄的な行動に感動しました。そして、一部報道で、「米軍などの献身的行動の報道が少ないのは何故か、報道が後回しされるのは何故か」という指摘が有りました。
その事について、市議会で、一つの日本人としての反省点として述べた事が有ります。
その発言時、私用で本会議を欠席していた一人の議員が、翌日、「あの当時、多くの消防団が犠牲になった。其の事を指摘しておきます」と特定の団体得意の、「指摘しておきます」と発言しました。言語明瞭意味不明、こういうタイプの人は指揮官としては不向きでしょう。

いずれにしても、南海地震は68年前、その到来が懸念されています。
各組織、団体等での故吉田所長の様な指揮官が求められます。
食道がんで58歳の逝去は、「戦死」と報道されました。
テレビ会議で喚く大学の先輩の首相に、背を向け立ちあがり衣服を整えたという、戦場のような現場で戦い絶望的な状況の部下に慕われた、吉田所長、COMMANDERに心からの弔意を贈ります。


(主な出来事)
・市議会議員選挙。初日。
 有意の方々頑張って下さい!

・市民の葬儀。

・北海道沖地震・奥尻島記念式典。森副市長出席。