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2013年08月15日

枯木神社

枯木神社

訃報は深夜のメールで届きました。                         
数日前、会った時、元気に喚いていたので信じられない事でした。
脳内出血。状況から苦しまない死であったことが予想され、不幸中の幸いか。

地方公務員の事業手法の一つの時代が終わる時期に出会った友人でした。
株式会社・神戸市と言われていた政令指定都市の幹部職員と、7大府県の一つであった兵庫県職員としての出会いでした。
ある会議で偶然隣席し、キーワードは、淡路島と枯木神社。話題が広がったのを鮮明に覚えています。

再会は、9年前、一期目の市長選挙の時でした。
以来、全くのボランテイアで色々と手伝ってくれました。
「正論の門さんが負けるはずがない」彼の励ましの言葉でした。まさに柵の無い、素直な行動と言葉でした。
また一人、同志が消えました。

西海岸(西浦)を見て育った彼が、東海岸(東浦)のアパートに、神戸の家族と離れて生活を始めたのかその理由は知らない。
しかるべき家柄であると聞いた事はあるが、確かめた事は無い。
葬儀の後、枯木神社に寄ってみました。
人影は無く、厳しい夏の日差しの中で神社は古く静まり返っていました。

残された者の責務は何か。
「偉ぶらず、潔く」先祖が帰って来ると言われるこのお盆の季節に、礼儀正しかった友人を見送るのも、縁の一つか?
少年の頃、友人が見た播磨灘に、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」の着実な実現を誓いました。

古い友人との別れは、再構築が不可能なだけに疲れを感じる。
そう言えば、枯木神社を新しくすることは出来ても、あの故郷は帰らない。
友との別れが示唆するものは、今の故郷からの脱却かも知れない。

・市民の葬儀。
 親族以外は私だけの家族葬。心を籠めてお送りしました。

(主な出来事)
・塩田地区納涼祭。
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今年も大勢の人で賑わいました。


・斗ノ内地区納涼祭。

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去年は男性の歌手一人。今年は、女性3人。盛り上がっていました。


*お盆、タコせんべい周辺はラッシュでした。