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2013年12月29日

双葉山に捧ぐ

「われ未だ木鶏たりえず」1912年2月生まれ。

紙鶏

義理を尽くし屈辱に耐え強かに生きる時
暗闇に放たれた鶏は
紙飛行機に似て
落ちそうで落ちない

紙鶏には余分なものは要らない
それ故に難解な思考と行動は
魑魅魍魎に理解されることなく
ひたすら飛び続けるしかない

譬え地底から理不尽な呼び声がかかろうと
煌めく瞬時の命に
誓って惑ってはならない

愛するもののために
正義を断行するために
黙契の志を飛翔に託して生きなければならない

*蛇足。一人で執務室に居ると、僧侶になった気分です。