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2014年03月21日
春分の日
なのに寒くて忙しい。
こんな時には、心を温かくすることが大事です。
(主な行事)
・五斗長垣内遺跡活用拠点施設内・「まるごキッチン」開店。
主に土日に営業されます。
照会先:五斗長まちづくり協議会・㈱五斗長営農。
・淡路市埋蔵文化財展・海を渡った鉄の文化。同上内。
3月15日~23日9時~17時毎週月曜日休館。入館料・無料。問い合わせ先:淡路市教育委員会
教育部社会教育課0799-64-2520
・郡家小学校閉校式。子供たちも立派に君が代を歌っていました。
郡家小学校閉校式 挨拶概要内一部。
1955年、昭和30年3月31日、尾崎村、郡家町、多賀村、江井町が合併し、旧一宮町は発足しました。
昭和初期の金融恐慌で不況の風が吹く中、女性も働かなければと、子供を預かってくれないかという要望が多かったようです。
当時、合併前の尾崎村遠田萩に、門正世さんという人が居て、役場庁舎の広間を借り受け、私立の郡家託児所を立ち上げたそうです。
門先生は、尾崎の浜から郡家までの道中、道端で待っている子供たちを集めながら毎日歩いていたそうです。
私の叔母に当たります。
1874年明治7年3月遠田小学校が創立しました。
幾多の歴史を経て、町村合併により、1955年昭和30年一宮町立遠田小学校になり、1958年昭和33年3月尾崎小学校に統合され、廃校になりました。
84年の長き歴史を、今から56年前、半世紀以上前に閉じたわけです。
門正世さんの夫、私の叔父初め、父や祖父達の名前が、「遠田の開拓の祖」という本、濱岡きみ子先生の編著に有ります。
その血縁に当たる、私が、子供たちの教育環境の質を向上させるため、遠田保育園(当時園児10名)を2008年平成20年4月に閉園する説明にいった時、「わし等は騙された、順番に学校を統合すると説明受けたのに、結局、遠田だけが廃校になったのや」という古老の言葉を聞きました。
不思議な縁を体感した瞬間でした。
そして今日、淡路市立郡家小学校の閉校式典を迎えました。
思い出、歴史、何よりも在るものが無くなるという不在感に応える言葉は有りません。
学校は地域と共に在ります。そして大きな核の一つです。
今は、少子化の嵐の中で、子供たちの教育環境を整える事を優先しなければなりません。地域の核としての役割は、先行した合併の学校の実績が示すように、より以上の発展した核となるよう、官民一体となって工夫し、推進しなければなりません。
共にそれを目指しましょう。
今日参加している子供たちの、皆さん、いずれこの地域、淡路市を担います。今日の式典の意義をよく噛みしめて下さい。
そうすることが、自分達、そして先人達への存在証明の証となります。
歴史は継続され、積み重ねられた物事の結晶です。
共に励みましょう。
140年8千人を排出した小学校名が、一宮小学校に変わります。市を代表して挨拶しました。
・淡路花博2015開幕1年前イベント。
「淡路島名誉大使」として、6代目桂文枝師匠に委嘱しました。宜しくお願い致します。
・市民との意見交換。