日記 « 報告 | 活動報告のトップ | impression »

2014年07月14日

市行政下半期

今年も下半期に入り、職員に訓示をしました。

abb563_R.JPG
Let it Go!


合併10年の検証とは  

この間、大げさに言えば、各町の行政にとっては、革命の過渡期と言える。
大方は、五分の一。
仕事の方法は違う、係の陣容も五分の一、見える市民の顔も五分の一。
地理に不安無いな場所の仕事もしなければならない。人情、文化も異質。

しかも、710人体制での仕事を450人体制まで集約しなければならない。人員約37%減で、これまで同様の行政サービスをしなければならない。
量を質に置き換えると言うのは容易いが、量の行政サービスに慣れていた住民の理解は不案内である。
加えてこの地形の不整形な課題を解決するための工夫もしなければならない。

本来平等でなければならない税金の徴収についても、一律で無かったものも有った。
自宅の建て替え時、査定に来た職員が、私に、「まけれませんから」という趣旨の発言をしたのを記憶している。
冗談なら笑って済ませればいいが、語調に、「市長に言われたら困る」という感じが有った。穿った見方をすれば、嘗てはそんな事が有ったのかと疑ってみたくなる。であるとしたら、輩と同等に見られた事になる。それも、自分自身の責任。
また、種々の要望に対して、「事務方が頑張っていますので」といかにも横槍を入れないで欲しいといった感覚の言葉もあったが、私は行政出身者、あり得ない。明確に正論を優先させる。

いずれにしろ、国の方策とは言え、市の行政サービスを維持するために自らの生活給料をカットまでしても、何人の住民に本当の意味を理解してもらえているか。それでも努めなければならない。
私は市長になって学校をつぶしまくった市長だそうです。
災害時、率先して事に当たり、その後始末の査定事務においても大方の評価は薄い。

そういう中で、職員はよく頑張ったと思う。
心の中で自負していただきたい。
そうした諸々の、有った事実の記録、検証、そしてこれからの、5年、10年のシュミレーションは、事業等の終結、新企画、そして明確なスケジュールの公表をしなければならない。
今居る場所での其々のベストを尽くして下さい。
そして、継続維持可能な、身の丈に合った、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」を目指しましょう。

(主な出来事)
・農業共済決裁

・淡路青年会議所面談。
  国生み神話のアニメ作りについて意見交換をしました。学校での利用、フォーラム開催等、多くの
  期待が膨らみます。

・浜野安宏さんと面談。
  淡路花博跡地等の利活用等について意見交換をしました。

・地域審議会打ち合わせ。

・KKI懇話会。