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2015年03月23日
白鵬の優勝を祝す
新聞の週刊誌の広告の見出し、「一強時代に驕りは無いか、土俵に恩返しを、モンゴル人の横綱は認めない」等々。
例によって、元力士の言葉としての記事。そして、見出し一発。
生活、お金のための週刊誌、良識を常に唱える新聞、「広告だから」と言うでしょうが、多くはそれを見て、誤解をするか、愉快がる。表面上の事なかれ日本、闇も深い。
平成の大横綱白鵬、黙する貴君の態度は今の日本では賢明です。
しかし、称賛する日本人も居ます。心の中で胸を張って、これからも頑張って下さい!
淡路市の賢明な有志は応援しています!
(主な出来事)
・部長級会議
・当初予算特別委員会
・(株)淡路島パルシェ取締役会
・淡路高校の先輩を送る会
「エネルギー自立島サミット~あわじ環境未来島国際シンポジウム2015~」
閉会あいさつ(概要)
日時:平成27年3月22日(日)13:30~
場所:淡路夢舞台国際会議場メインホール
「エネルギー自立島(じりつじま)サミット」の閉会に当たり、地元淡路を代表して、一言ご挨拶申し上げます。
本日は、私たちの島「淡路島」にお集まり頂きまして誠にありがとうございました。
ご存知のように、ここ淡路島では昨日より、全島を挙げて開催する花・緑・暮らしの祭典「淡路花博2015花みどりフェア」が開幕したところです。
今日は登壇者として、遠くデンマークからもゲストも招き、また国内でも東京、対馬、宮古島といった遠方から講師やパネラーとしてお越し頂きました。そして日本のエネルギー政策についての最新の知見やデンマーク・ボーンホルム島の取組についてのご講演、また持続可能なエネルギー自立島を目指しての熱心なご議論など、今後の淡路島のためにも非常に示唆に富むものでした。こうした充実した内容のサミットを花みどりフェアの一環として開催することが出来ましたことを心より喜び申し上げます。
ご講演やパネルディスカッションで登壇頂きました皆様、誠にありがとうございました。
さて淡路島は、過疎化、少子高齢化が進み、経済活動も伸び悩む等、現代の日本の縮図のような地域です。
一方、気候が温暖である、豊かな歴史文化を持つ、食糧自給率が高い、京阪神という大都市に近い等の優位点も持っています。
これらの利点・地域資源を活かし、「生命(いのち)つながる「持続する環境の島」を目指して、官民協働で地域活性化の取組みを進めているのが「あわじ環境未来島構想」です。
淡路市は、2011年平成23年6月1日、駐日デンマーク王国フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン大使とここ夢舞台・ウエステインホテルで懇談し、「淡路島と面積がほぼ同じボーンヘルム島の再生可能エネルギー活用」を紹介されました。
2011年平成23年9月15日~21日、坪田勝行理事を、日本ドイツ交流150周年のイベント時に、ボーンヘルム島に派遣し、ウイニ・グロスベル市長さんに面談し、「バイオマスタウン構想」に資するため、先進的エネルギー政策を視察させていただきました。
2012年平成24年2月25日、ボーンホルム市のステーン・コルベア・イエンセン副市長さんと、友好交流協議をしました。
2014年平成26年4月24日には、ボーンヘルム島関係者、ビジネスセンター所長、東部電力㈱社長、SRAデンマーク代表などが淡路島を視察していただきました。
この間、こうした積み上げの活動を糧として、
平成23年12月に国の地域活性化総合特区の指定を受けてから3年が経過し、あわじ環境未来島構想も少しずつ形になって参りました。例えば、
① 島民の皆さんに県民債を購入頂いて資金調達した住民参加型くにうみ太陽光発電所も昨年3月に無事運転開始し、また昨年12月には関西最大の30MWの野島貴船太陽光発電所が稼働し始めるなど島内で多くの太陽光発電所が稼働し始めています。
② また淡路市内の五斗長、生田、長澤の3地区や南あわじ市の沼島ではそれぞれ活動の拠点となる施設が整備され、交流人口が増加し地域の活性化が図られつつあります。
③ 洲本市では再生可能エネルギー活用推進条例の策定や国のバイオマス産業都市の指定を受けるなどの動きもありました。
こういった様々な取組が目に見える形で進んでいるところではありますが、あわじ環境未来島構想の目標年次は2050年となっています。そういう意味では取組みはまだまだ緒に付いたところです。今回のサミットをご縁としまして、淡路島とボーンホルム島、対馬、宮古島が自立島宣言のとおり再生可能エネルギーを活用して自立できるよう連携していくことを願い、また会場にお越し頂きました皆様の益々のご支援をお願いして、私の挨拶とさせて頂きます。
最後に、環境も大事ですが、ふるさと納税も宜しくお願い致します。