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2015年12月30日
countdown2-30日
津名東生産団地用地の利活用と経過について
1973年(昭和48年)採取調査はしたが従前地調査を実施せず、土砂採取を実施。
結果、筆界が確定できず、土地登記簿上、混乱地となった。
2004年(平成16年)土砂採取事業完了。開発組合が旧津名町に幹線道路の町道認定
を要望し9月に町道認定。(告示)
2005年(平成17年)2月、土地利用促進のため津名町議会で、土地取得議案が上程
されたが、地権者の意見が合わず、撤回された。
2008年(平成20年)3月、津名開発組合から市長宛に、「換地事務の進展を図るため
の、負担付き寄付の要望」が提出され、市が対応。
(地権者142名。415筆)
2012年(平成24年)淡路市が兵庫県と協議(自然環境保全指定地域→緑化復元義務)
兵庫県の理解を取り付ける。
2015年(平成27年)6月16日ユーラス津名東ソーラーパークとして竣工
*総面積。140ha (内・淡路市 111ha。一般29ha)
*㈱ユーラスエナジーホールデイングスの計画。
・設備容量 35MW
・面積 60ha
・発電量 39,858MWH(約11,000世帯分=島内約1/5)
・全体事業費 100億円概算。
・運転開始 H27年6月16日
・市の収入(予定) 固定資産税(地権者867万円、事業者2,850万円)
借地料(1,100万円)=4,817万円=約5千万円弱。
なお、淡路市は雑種地として組合に配慮する検討をしている。
*淡路市長コメント。
2003年(平成15年)11月、関西国際空港埋め立て用土の採取事業終了から、約10年近く、懸案の未利用地が、地元市民等の努力で、これでやっと実りました。
事業は、提唱していました、環境未来島構想(共和国宣言)に繋がる、エネルギーの自給とクリーンエネルギーの推進にも繋がります。
緑地に戻すのが元々の計画でしたが、未来島構想の一端を担う事業を実施し、エネルギー、環境、生活等に複合的に繋がるこの事業の進展に、大いなる期待を寄せています。
淡路市としては、企業誘致の一環としても位置付けています。