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2016年01月01日
元旦
皆様、明けましておめでとうございます。本年も、宜しくお願い致します。
節目の年です。次の一手は?
広報淡路新年のごあいさつ(H28)
市民の皆様、明けましておめでとうございます。合併して11回目のお正月、恙無くお迎えになられた事と思いますが、本年もどうか宜しくお願い致します。
さて、昨年は何と言っても、「合併十年の検証」に尽きました。これまでしてきたことを振り返り、それを検証することによって明日の方策を考える年でした。
その事を糧に、今年は国が決めた5年間という期間の中で、五町の課題を解決し、新市としての施策を実行に移していかなければなりません。
一宮地域では、平成元年1989年に開園した香りの公園が、2年後に30周年を迎えその準備が急がれます。
北淡地域では、事務所周辺整備、北淡震災記念公園後背地の利用、旧北淡荘等未利用施設の整理。
岩屋地域では、フェリー乗り場跡用地の再利用、ポートターミナル再整備、田ノ代海水浴場再整備、鵜崎未利用地の利用。
東浦地域では、夢舞台ニュータウンの企業誘致、住宅施設建設と物流拠点施設の事業化。
津名地域では、島内の交通結節点としての県立医療センターから舞子までの公共交通の拡張。認定こども園、小、中、高、大学の連携教育の推進。
これら夢と希望が混在する事業の推進は、新生淡路市の次の一手として実現、もしくは方針決定していかなければなりません。
さて、淡路島も明治維新の荒波から、幾多の歴史の節目を乗り越え、今があります。敗戦後島の人口は23万人ほどと最高になり、昭和の大合併で一市十町が誕生、鳴門大橋架橋から明石海峡大橋架橋までの十年間ほどが、津名引けと言われた現象で津名港周辺が脚光を浴びました。
そして、あの阪神淡路大震災、復旧復興を着実に推進して行く中、旧津名郡地域も少子、高齢化という課題に対面しながら、架橋の便利さという膨大な財産を得る代わりに、船員等の雇用の場の喪失、船着き場等の生活の場の壊滅という別の課題を担いました。
淡路市はそうした課題の現実を直視し、身の丈に合った市政運営を確立するため、当然、市のベースである市民サービスの向上を最大の目標としながら、近未来の次の一手に挑まなければなりません。
それは、大阪湾岸道路計画(紀淡連絡道路計画)の推進であり、四国新幹線計画に淡路島が参画する事です。それにより、島にかつて有った新幹線駅計画が実現します。そのことは、神戸・淡路・鳴門自動車道路を126年前に提案された大久保香川県会議員、62年前、「何事も夢なかりせば叶いません」と後押ししてくれた原口神戸市長、そして原、永田国会議員等への恩返しに繋がります。
市民の皆さん、共に夢に向かって歩きましょう。