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2016年08月19日
つみびとの歌
昭和初期の詩人、中原中也の詩、エチュードの一節、「わが生は、下手な植木師らにあまりに早く、手を入れられた悲しさよ!」
この言葉は、子供達の教育環境を整えなければならない大人達にとって心しなければならない。
新制度、「総合教育会議」を預かる市長としても、加速度的に変化する教育環境の中で、何よりも重視しなければならない事は、真の意味で子供たちのため、という事を優先しなければならない事です。
手段と目的を混同するような事は、避けなければならない。
・主な出来事(門 日誌)
・9月議会議案ヒアリング
・淡路市・学びのシンポジューム。サンシャインホール
淡路市「学びのシンポジューム」挨拶概要
新生淡路市が誕生して12年、「身の丈に合った市政運営」を確保するため、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」をスローガンに、市外で働いている人、市内で生活している人そして訪れてくれた人達が、住み続けたいと思う街づくりを目指してきました。
5地域の民度の融和と、後継者に託する未来への布石のために、其々の課題に対応してきました。
兵庫県下の人口等主要指標、県下高率5に、淡路市は三つ入っています。年少人口、老年人口、そして第一次産業就業人割合です。
言われるところの、過疎、少子、高齢化の田舎の市です。
そのために、淡路市は、未来のために、3つの目標を掲げています。
1身の丈に合った地域運営を確保するため、雇用の創出としての企業誘致。 2地域経済の活性化を目指し、交流人口の増嵩のための、観光の推進。
3何よりも後継者育成と、地域の未来の為の教育環境の推進です。
これまで淡路市として教育環境を整えるために推進してきた主なものは、
1あさひプロジェクト 教職員が自主的に行う教育研究活動の支援。
2フロンテイアプロジェクト ICT機器活用の授業環境の改善
3それらは、①小中連携・一貫教育②あゆみプロジェクト③タブレット活用教育へと発展しています。
4教育懇話会 情報の共有と相互連携。(幼、20保、19小、5中、2高、専門学校、看護大学、景観園芸学校、単位制高校(計画中))
5理数教育の充実 三津基金1億円。
6言語能力の充実
7淡路市子供議会は合併当初から実施し多くの父兄の共感を得ました。
(その他)
1淡路市立教育センターの設置 24.4.1資質向上を目指す。
2運動場に天然芝 モデル校
3IPAD/PC の研究開発チーム結成
4電子黒板の導入
5インターネット国際会議システムの研究などを継続展開中です。
何れにしましても、新制度、「総合教育会議」を預かる市長として、加速度的に変化する教育環境の中で、何よりも重視しなければならないことは、真の意味で「子供達の為」という事が優先させなければならないという事です。
手段と目的を混同するような事は避けなければなりません。
昭和の初期の詩人、中原中也の詩、「つみびとの歌」のエチュードの一節、「わが生は、下手な植木師らにあまりに早く、手を入れられた悲しさよ!」とうたわれた言葉、子供達の教育環境を整えなければならない私達にとって心しなければならない事です。
今日の、実践報告、シンポジュームは、情報を共有し相互連携するいい機会です。
今後の教育活動に活かしていただきたい事をご祈念いたしまして、私のご挨拶とさせていただきます。宜しくお願い致します。
有難うございました。
・淡路市議会議会役員新旧メンバーとの意見交換
公的機関の議会役員重要な責務を担っています。