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2020年12月13日
閑話休題、コロナの時代に在って
英雄とヒーロー(未定稿)
広辞苑によると、英雄は、1文武の才の特に優れた人物。2実力が優越し、非凡な事業を成し遂げる人。とあります。
一方、heroは、1英雄、英傑。2人気者、立役者。3男の主人公。VS heroine。
言葉は、世代によって微妙に使われ方が違う事が有ります。我々の世代では、一般的に英雄は、2、heroも2、という感じです。似てはいるが微妙に違う。
そうした語感でもって言うと、英雄とは大衆が必要とするものであり、大衆が存在しなければ英雄はあり得ないという事になる。一方、heroは、一人の心の中にも存在し得るといった微妙な違いである。
ナポレオンは間違いなく英雄であった。その時代は、1789年に始まるフランス革命。アメリカにおいては対イギリス独立戦争。中国では清朝が権力を持っており、日本においては江戸時代後期に入りかけていた。所謂、激動の時代で、時代自身も英雄を待望していた。
その時代とは、大衆。
しかし、誰もが、頂点を目指しているわけではないし、頂点を絶対的な価値として見ているわけではない。とやかく言いながら、社会生活を維持し、国家を支え、生き続ける要因がそこに存在します。
ナポレオンがコルシカ島の一住民として終わらなかったのは、彼自身が頂点、英雄を志向したからに他ならない。志向し努力しても叶わないことが有るが、ナポレオン伝説は、誰もが志向することで英雄になれるという事を示唆している。
人は皆、或いはという可能性を夢見ている。それ故、英雄が現れると大衆は己が分身を英雄に重ねて、喝采を送る。
そうした意味から言うと、今の時代の日本にはheroが求められている。
若者の音楽に、何万人という若者が集まり喜ぶ様は宗教に近い。戦争がおこるなどという空想は微塵も考えていないでしょう。
日本国を救う英雄より、歌や踊りが上手い若者、heroが持て囃される時代の「地方創生」はいかに有るべきか?
「ぶれずに前へ!」しかない。
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