島 (そして決意)
地続きになっても、意識を変えなければ、島は島。
個人としては、別に今のままでいい、と言う意見も有る。それも、大事な意見である。但し、一人無人島で生活しているのであれば、それでいいかもしれない。そうでないとしたら、人は、最低限、人間として、やらなければいけない事と、してはならない事がある。
何故、そんな事が出来るのか?それは、誰が見ても聞いてもおかしいと思うだろう。というような事を平気でする人がいる。
かつて、通信簿に「潔癖すぎる。」と論評された少年がいた。
少年は島を離れ、多くの経験をして、疲れた体を引きずって同志達と行動を共にするため、帰つてきました。その島、故郷、淡路島。
時代は変わっても、人は変わらない。説明責任を果たし、正義を断行します。
緩やかな風が、いずれ嵐を呼ぶ。志筑小学校の恩師の言葉を、今、思い出しています。
「貴方には出来る。大きな星になって」
星になるのは無理ですが、小さな棘のある道端の石になって前へ進みます。